小笠原建築研究室
奈良の一級建築士事務所.
日々の活動や,建築現場の様子などを紹介するブログです.
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吉野の森ツアー

昨年夏以来の吉野

このツアーを通じて,奈良県民ですが吉野がすごく身近に感じるようになりました.
 

今回は「吉野の杉の家の見学」から
なんと宿泊できるコミュニティハウスです.
吉野川沿いの立地はいうまでもなく...予約がとりにくいのも納得です.
 
1階の内装は杉板,2階は桧板.どちらも無節!
吉野材の色艶いいとこ取りしすぎですよね(笑)
こけら葺きも板幅をあえて揃えず,素敵すぎです.

かなり囲われた感のある2階小屋裏空間はまたいいスケールです.

立ってよし,座ってもよしの絶妙の高さ

桧好き(狭いとこ好きw)にはたまりません.

3方全て無節の桧が迫ってきてます.そしていい香りです.
 

高原の水源地(これまた水好きにはたまりません笑)

訪れるのは2回目ですが,やはり楽しい道のりです.
 

ふかふかの腐葉土の道を歩きながら,橋を渡りたどり着きます.
苔もふかふか(極上の手触り)
今回はちびっ子がたくさん参加してくれていたので,お水汲みはお願いすることに.
美味しいお水をいただきながら,お話を伺います.
 
昔は水の量も豊かで,村全体の水道水として利用されていたそうです.
間伐により水量が激減し利用できなくなります.
植林後60年経ち水量がだいぶ戻り,また村全体まかなえるようになってるそうです.

昨年は搬出用ヘリコプターが1台になったと聞きました.

(吉野の山は勾配も急で,林道がなく搬出が難しい)
 

これまであまり手入をされていなかった山に,新たに林道をつくる試みがはじまった場所を案内していただきました.

林道ができたことはとてもとても大きな挑戦でもあり,

これから様々なことが可能になります.



最後は,泉谷木材商店さんで製材のお話を

桧の丸太には,山で案内して頂いた山守さんの刻印が!

生産者のわかる材を,信頼できる製材所で

加工してもらえる環境がなによりもこころ強い


たくさん製材されている桧を眺めながら,総桧つくりなんて夢見てみたり...

「早めから相談してくれれば大丈夫」なんて心強いお言葉もいただけました.

















 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山守さん

奈良をつなぐ家づくりの会 吉野の森ツアー

道の駅でヘリでの搬出現場に遭遇.
こんなに近くで見れる機会は滅多にないそうです.
そして思っていたよりスピードがあるのに驚きました.

山守さんに案内していただき

前日準備してもらった小川にかけられた橋を渡り...

なぜだかわかりませんが,橋を渡るとき,笑が止まりませんでした(笑)
しかも,行きも帰りも

 

 

間伐が遅れていて,少し薄暗いよと説明された森の中

ピンクのリボンが付いている木が間伐予定だそうです.
1本切られたところから光が溢れてくるのがよくわかります.
はじめに山守さんに教えていただいた
常に周りに気をくばり,安全確保
何よりチームワークを大切に
参加者全員,協力しながら無事間伐体験をさせていただきました.

小学生チームが切り倒した50年生の檜の丸太
担いで運ぶのは,杉より水分量が少ないといってもなかなかの作業...
運び終えると,先日伐採されたばかりの230年生の杉の木が目の前に
大きな断面は熱い視線ひとりじめです.

 
山守さんが大切に育ててこられた森に入らせていただきありがとうございました.

 

 

 

 

 

 

 

 

川上村へ

「奈良をつなぐ木の家づくりの会」主催の吉野の森の見学ツアー
280年生の吉野杉・桧の人工林や230年生の伐採跡である吉野郡川上村を訪ねました.

今年は,川上村高原も散策



地元の方のガイドで西出水水源地へ
昔は村のお水は全てまかなえていたとのこと.
山のこと,森のこと,水のこと,木のこと
とても楽しくお話しをしていただきました.

面白そう!っと思われた方は,「吉野の森バスツアー」
年に数回開催していますので参加してみてくださいね.
http://nara-kinoie.jimdo.com/吉野の森バスツアー/



           
豊富に湧き出るお水は,これまで飲んだことのある湧き水ともまた違い,とても甘く
優しい味わいがありました(水好きにはたまりません).


今年の川上村の桜は1日で満開になったそうです.
その後雨が続き,この日は奇跡的にお天気に恵まれておりました(ふふふ).
桜の木に集まるメジロの小鳥たちと一緒に,地元の方に準備していただいた山の恵みをふんだんに使った美味しい山菜料理をいただきました


川上村道の駅にて,高原の方とお話ししながらお土産をGET
今回も私のセレクトは大好物のこんにゃくに,杵つきのおもち.

どこから来たの?
郡山です(私)
私の息子が郡山に下宿しながら郡山高校に通っていてね...

吉野出身の高校の
同級生も下宿してたなぁと,昔の思い出がよみがえりました.
           






           
           
桜井の吉田製材(株)にて,製材の様子の見学.
50度の低温乾燥機の庫内も体感.フローリング材が入って1週間目とのこと.

高温乾燥機や低温乾燥機の熱源はガソリンが主流
木を乾燥させるのに大量のガソリンを使用する
→木を製材するほど,ガソリンを使用
→CO2の排出も増加

そこで,製材所で出る残材を利用した「木質バイオマス」
廃棄物をエネルギー利用し,乾燥機を動かしている仕組みも説明してもらいました.


化石燃料の代わりに木材を利用することで.CO2の排出を抑制
地球温暖化の防止に貢献できるなんて,すぐれものですね.








 

川上村へ


            
           


「奈良をつなぐ木の家づくり」のグループ主催の吉野の森の見学ツアー
280年生の吉野スギ・ヒノキの人工林や230年生の伐採跡である吉野郡川上村を訪ねました.
手入れの行き届いた美しい山と,手入れが遅れた暗い山
同じ山でもずいぶんと印象が異なります.

途中,偶然にも?山守さんのお話も伺うことができました.
1ha(100m×100m)の山に1万本植林をし,手間暇かけて枝打ちや間伐を行い,同じ太さの木にそろえて育てる吉野材.
1屬1本と密植されたものが,長い年月を経て,木の間隔も空き明るい森に成長しているというすごさです.

印象に残った山守さんの言葉
「山の肥やしは人の足跡」
人が森林に足を踏み入れることが,最も大切な山の栄養になるという意味だそうです.


昼食に柿の葉寿司を蜻蛉の滝でいただき,新緑のみどりと人工林の深緑の中
しだれ桜(葉桜)がとてもキレイでした.

その後,同会のメンバーさんの構造現場(all吉野材)と製材所を見学し,三輪の今西酒造さんで地酒の試飲会.

よく飲めそうなのにね,と120%言われるのですが,
アルコールを分解出来ないので,試飲というよりは香りと少しの味見で充分ほろ酔いです.